2015年7月29日水曜日

Vol.185 「2015 盛る夏に焼かれて」の巻

真っ盛りの夏! 梅雨ずーっと雨続きで梅雨明けたらこれでもか!と夏が盛ってわかりやすい。 わかりやすいのはいいですな、なんでもカラっと、ジメジメしたものは全部焼きつくしてしまってくれたらとおもいます、マンマミーヤ!とか言いたくなります。いかがおすごしか。それでは今月もサンバのリズムでお届けしたいとおもいます。マンマミーヤ。

そう、その真っ盛りな夏、弟とバスケットをした。ほとんどやりたいだけですが、月に一度ほど弟と体力作りと称し、約束をしては河原でキャッチボールをしたり、サッカーをしたりしている。今月はバスケットをやってみようということになり、野外に設置してあるバスケットコートへ行き、炎天下の中、バスケボーを楽しんだ。あまりの暑さに二人とも上半身裸になり、二人ともヒョロヒョロで色が白く、まるでモヤシが二本、ボールをおっかけてるような形となって笑えもしましたが、小学校の体育の時間以来のバスケットボールのボムボムと跳ねる感覚が懐かしくもあり、また、弟は中学時代にバスケットボール部だったということで、色んな種類のシュートの仕方を習ったりしながら楽しんでおりました。楽しんでおりましたところ、反対側のコートに筋肉たくましいジャパニーズバスケットボーイ達が4人ほどやってきて、ちらりと見るとかなりの経験者であることが、その俊敏な動き、そのスタイル、服装、黒人バスケット選手やラッパーが見せるあの余裕のある、ヨーヨー、ヘイメーン的な動きなどから見てとれた。こちらと言えば格好も動きも素人全開な上にモヤシで、なにか少し申し訳ない気分にもなりましたが、人は人、モヤシだってバスケットを楽しむ権利はあるだわさとシュートに没頭、走りまわっておりました。少しするとヘトヘトになり休憩しようと木陰で2人して水を飲んで休み、「いやーバスケットっちゅうのは結構つかれるもんだなぁ」なんて言っていたところに、あちらからバスケットボーイの一人がのっそのっそと近づいてきて、こちらにやってくるではありませんか。おっ何か言ってくるのかと心構えているところへ、にこやかに、そして爽やかに、「よかったら一緒にやりませんか」と言ってきて、こちら先に述べたように勝手に劣等感を感じておりましたから、反射的に「いやいや自分たち素人で、もうルールもよくわかってないぐらいですから、いやーほんと迷惑かけますから」的なことをムニャムニャと言うと、また爽やかに「大丈夫ですよ、簡単ですから」と言ってきて「いやーでもー」なんてモジモジしている自分の横で弟が「やりましょう」なんて立ち上がったもんだから、つられて自分も「おし、じゃ、やろやろ」とついていき、合流させてもらった。

あちら4人なのでこちらの2人を合わせて6人。3対3に分かれての3on3というゲームをやろうということになった。チーム分けの時にグーパージャンをやって、バスケットボーイもグーパーとかやるんだなぁと親近感。ちょうどあちらの上半身裸の男子と我々兄弟2人の3人がチームになり、裸族チームとヘイ、メーンチームとなった。ようやく「よっしゃやるからには」という気持ちになり、始まって早々自分がドリブルですり抜けてシュートを決めた。その後も裸族チーム、パスが通ったり、シュートを決めたりして「おいおいこりゃいけるんじゃないか」と思ったのも束の間、あっという間に相手が本気を出して逆転。こちらすぐに息もあがり体が動かなくなってくるかわりに「しゃー!」などと声ばかりが出て、そのうち声も出なくなり必死こいていたところで終了。

初対面だのに、一戦を交えると何かお互いにやり終えた感がうまれ、ハイタッチをしたり握手をしたりしてお互いの健闘を讃え合い、自分も少しヘイ、メーン的な気分にもなった。 バスケット男子たちは自信満々でスポーツマンシップがあって、爽やかでオープンで清々しかった。スポーツって、バスケットって、素敵だなとおもった。スポーツマン、バスケットマンになるつもりも、筋肉マンにもなるつもりはないけれど、あの自身満々でオ-プンな感じはいいなぁと、その日の夕方、公園で一人、少しだけ腕立て伏せをした。

今月は他にも朝顔やナスの種を植えたり、前々からやってみたかった写経をしてみたりと、音楽ライブ活動の他にも、その合間で色々やってるのだなぁとおもう2015夏であります。

いつもどこかで何かが足らないと感じてる。その何かを求めて、それだけで生きられたらいいけど、ブレて生きてる。ブレまくって生きてる。ブレてんなぁと思うのはどこかで自分の芯を感じてるからじゃないかしらともおもう。芯がなければブレることもできないし、ブレてみなくちゃ確かめられなかった芯もあるだろなとおもう。歌を作ることやスポーツや栽培、字を書き写すことは、そんな芯をより浮き彫りにしてくれる気がする。きっとずっと芯は見えないんだろうけど、求めたがる不思議。弦と弦が震えて共鳴するみたいに音楽やライブ以外でも感動をしていたい。無心、感動、そんなもんたちがまた歌の肥やしになってくれる気もして。

そして漫遊記、いよいよ折り返し地点、全国回って栄養満点、10月6日最終地点に向けてレッツゴーであります。

ほんとに猛暑、水分補給して事故管理、やられちゃ負けよあっぷっぷ、体調管理、気をつけていきましょ!


こんちわ~

戦車にもえたり
ココペリに願ったり

男の子だもの

ナスも遅れて
こんちわ-
こんちわ-

大阪にてKと夜散歩

大阪にくると
空き地に捨てられた自転車もかっちょく見えてしまう。

ポテトキッドマスター

タバコをくゆらせながら ナポリタンをご馳走してくれて

チャ-さんの最新レコードを聞かせてくれた

犬のイモちゃんはわざわざ自分の足下へきて
大量の小便をしていった。

テレビでお坊さんがやってるのをみて
やってみたかった写経。
うまくみえるけど 下じきした見本をなぞっただけ。
おもっていたほど無心にはならなかった。
雑念だらけ。 まだまだじゃの。

そう 買ったアイパットにて撮った
ツアー中の青空を 下北の雨降る夜に見る。

龍之介氏との合同祝賀会  この日ドラム新村さんとの形体の龍之介氏

7年くらいのつき合いだけんど この日背中から龍が登っていくのを見た。

写真はリハからヒリヒリの両氏。

いい夜でありました。

前々からおもっておりましたが
アコギの裏側はカブトムシのようであります。

弟と。

これナス
右列にこの猛暑の直射日光が当たりすぎてしな~っとなり

んが 日影に入れてやるとピンとして 数時間で回復
世話のやける子だなぁと過保護。
外を歩けば線路脇にわさわさ生える雑草をみてたくましくおもふ。




♦独占企画 諭介がお答え致します

■「夏ですね~夢は毎晩見ていますが、それとは別に私にもずっと夢が二つあり、 そこに向かって突っ走っていたら、その夢達は同時に叶ったのですが、それは同時にどちらかを諦めなければなりませんでした。奇跡のような夢が叶い、その夢はどんどんデカくなり、また新たな夢や目標を私に見せてくれます。
大好きなお店でインザスープが聴けたらなぁ~って、10年前に思っていた夢も叶い、ホント願い続ければいつか夢は叶うんだなぁ~と、生きてる限り遅すぎることはないなぁ、と思います。今回の札幌ライブも本当に夢のようなあったかい時間でした。 今回も札幌まで幸せを運んで来てくれてありがとうございました♪それと、 いつも娘のためにケーキや席やトイレを譲ってくださる優しいファンの皆さまにもこの場をお借りして、ありがとうございました。まだまだ続く旅、中尾クンの夢もいっぱい叶いますよ~に☆ 」
(by.まぁ2015年7月4日 11:12)
→ずっと待っていてくれてありがとね、ほんとに、漫遊記、そんなみんなにも会えて、やってよかったなっておもっている中間地点です。まだまだいきますよ、これからもよろしくね

■「札幌3Days、お疲れ様でした!私は私で不完全燃焼でしたがっっ…(ライブは2日とも見れずじまい。。これもよい2015年の思い出としておきます!さすが厄年!! 昨日は仕事帰りにマスターに会いに。実は誕生日だったんですけど!中尾さんみたいに一緒に祝ってくれる人はいなかったんですけど!!別のお客さんがリクエストしたMVを見ながら、また新たな音の世界を楽しめて、ぼかぁしあわせだなぁあと噛み締めた夜でした。おんなじように、インザスープの音楽にこれから初めて出会ってしあわせを噛み締める人が増えますように…宣伝部長、がんばります!」
(by.ちのっこ 2015年7月5日 2:52)
→札幌宣伝部長、今回はチラシを作ってくれたりとありがとう。おかげさまで大成功でした。まだまだ広めていきますぜ。これからもよろしく! んで誕生日おめでとよ!! マスターによろしく!

■「インザスープが中心の生活をしていた15年前。笑えるほど大好きだったー懐かしいです。大阪のライブを見てそんな懐かしい気持ちでいっぱいになりました。懐かしい気持ちって心地良いものですね。ありがとう。相変わらずMCが挙動不審感満載で変わってないなーと思ったり。iPad miniとか似合わないモノ持ってて変わったなーとか思ったり。面白かったです! メンバー全員で来てくれてないし、時間的に15年経っただけでずっとやってないやん、とか思っているので、おめでとーとは言いません。でもまた大阪に来てくれたら見に行くと思うので、是非また来て下さい! 今度はもっと欲しがるからー」
(by.ジェイ 2015年7月14日 5:41)
→あ-あいたたっありがとね。歌に刻んだ時間も懐かしいも消してしまいたくないね。メンバー揃ってなかったりとやぶれかぶれ感もあるけんど、悪あがきしてもおもろく繋げていくで。来てくれてありがとね、これからもよろしくよ。

■「諭介さんの夢の話を読んで、私も自分の夢のことを考えてみました。やっぱりあるんですよね。こまごましたことがたくさん(笑)。人には言えないような夢も、言わなくてもいいような夢だって、自分にとっては大真面目。昔に比べたら、その夢の大きさや重さは時間が経つに連れて変わってきてるように思いますが、それでもやっぱりなくならない、きっと生きている限り夢っていうのは自分の一部なんでしょうね。苦手なことを乗り越えられたり、力に変えたり、何かを頑張れるのも、夢持っているからじゃないかなって思いました。だから、なくても生きられるかもしれないけど、あるから生きられるなんてふうにも思います。きっと前に進むための燃料の中には夢も入ってるはず。お互い入れておきましょう(笑)。そういえば、関東も梅雨明けしたそうです。青空と夢がたくさん見られる15周年の夏になるといいですよね」
(by.A.T 2015年7月20日 2:39)
→んな気がするね、自分の一部。最後の最後まで何かみてるのかもね、祈りだったり願いだったりね。そんなもんでこの街も動いてるのかもなとおもうと、ちょいと嬉しくなるわ。

■「ダニに夢を聞いてみたいなんて諭介さんの発想にいつもビックリさせられます。でもダニに限らず、そこら辺に咲いている花や木、小さな虫や動物にも、もしかしたら夢があるのかもしれませんね。そしてそれを翻訳できる機械があったら街中が夢でいっぱいで面白いだろうなあって思います。でも私の夢は内緒にしておきたいから、シークレット機能も付いてたらいいな。
こうやってありえない夢も含めて夢とか希望とか野望とか語ったり聞くのってワクワクしますね」
(By.夕陽 2015年7月20日 10:19)
→内緒にしたくなる夢、わかる、いつかあの人と何かを一緒にやるだろうなって思ってた憧れの人、街中で偶然会ったり、話す機会があったとしても、いや今じゃないなって、夢を溜め込んだりして、もっと自分ががんばらなきゃっておもったこともあったのおもいだしたわ、溜め込んだおかげで一緒に歌えたり、ちゃんと気持ちを伝えられたりね、溜め込むと自分が伸びていく機能ってのもある気がするわ。お-いぇい。



3 件のコメント:

  1. 中尾クンのお話を読んでいて、昔から好きな絵本を思い出して引っ張り出してきました。
    自分のカケラを探しに旅に出るお話。
    今日はその本をくれた人の13回目の命日で、13年前、真っ白になった自分を取り戻す為に写経を書いていたのも思い出し、またまた引っ張り出してきて見たけど、雑念だらけだったのか、中尾クンみたいにキレイじゃなく間違いだらけ・・・。
    まだまだ修行が足りないなぁ~。

    どんな日でも、お家に帰ってベランダの植物に水やりしている時、前の日より少しでも成長している姿に、あ~このこも暑い中がんばってるなぁ~って、ほっこりした気持ちになります。
    まだまだ暑い夏、熱いライブが続くと思いますが、お身体に気をつけて~☆

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  2. 今月は漫遊記の話かと思いきや!予想を裏切られてバスケットボールの話、ゲームの光景が目に見えるような文章が面白かったです(笑)ヘイメーン的って!って、ヘイ、メーンチームの人達、ヘイメーンって多分一回も言ってないですよね?言ってました?(笑)でも、不思議と伝わってきたのが面白かったです。他の人じゃない諭介さんならではの書き方だな~って、だから、そういうオリジナリティがあったりする反面、写経で文字を書き写してるのがすごく意外でした!そして、私ももっといろんなこと求めないとな、と思わされました。自分の中になかったことをやってみるといろんな発見するんだろうな。今週は夏の終わりを感じさせるようなお天気もあって、ちょっと淋しくなりそうになったけど、今年の夏は15周年漫遊記でとても楽しい夏なんでした。ファイナルのジュテームシェルターまで楽しみは続きますね。残りの夏もマンマミーヤ!(笑)

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  3. 音楽だけでなくスポーツや栽培、写経・・・いろんなことに挑戦してそれでもまだ何かが足りないって感じてるなんて諭介さんの貪欲さに頭が下がります。

    暑さや日々の忙しさや疲れを言い訳にしてやらなきゃいけないこと、やりたいことを先延ばしにしてばかりの私・・・これを機に生活を改めなきゃ!
    でも人間っていつも自分に課題みたいなものがあって、それを一つずつこなしてはまたこなし・・・を繰り返していくものなのかもしれないなって。だとしたら、今も違う何かをこなしてる最中かもしれないし・・・ってこれも言い訳ですね(笑)

    キビシイ残暑、ご自愛くださいね。

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