2015年5月26日火曜日

Vol.183「インザスープデビュー15周年記念全国15カ所漫遊記、その1」の巻

初夏ですよね、今年は夏が早くきていいですな、いいですな。あっちゅう間の夏、もう夏なんだという意識で梅雨が来る前に夏実感し、儲けた気持ちになってる貧乏性、今が一番すごしやすい季節ですね、ありがたい!ありがたい!ありがたがりましょうよね。暑けりゃ「あっちーな」寒けりゃ「さっびーな」花粉で「ハックション ちきしょーめ」枯葉が散って「さびしいな」などなど、人によるでしょうが、1年のうちのほとんどの季節に何かしら文句を言ってる気がするも、この頃の気候は文句なし、文句が言えず逆に不安になってしまうも、やはりこういう時は文句を言った分だけありがたさも感じないとな、とこれまたありがたやーと帳尻合わせる貧乏性であります。働いた後に缶ビール飲みながら夕暮れ眺めるにはもってこいの季節、頭のてっぺんからチューリップでも咲かないかしらと時々おもうこの頃、いかがおすごしか。

今月はいよいよ踏み出した「インザスープデビュー15周年記念全国15箇所漫遊記」 その一発目として5/16に下北沢はシェルターにてワンマンライブを遂行。 これから15年の「お礼」と「まだまだいきまっせ」を込めて14箇所をまわってくるであります。

下北沢シェルターは17年くらい前のことになるだろか、当時、下北沢には5箇所くらいしかライブハウスと呼ばれるハコがなかった。その中でも登竜門的なイメージが強かったのがシェルターで「東京進出するならここだべや」と、他、お誘いをもらって出た東京のライブハウスを別にして、自分達で勝負を賭けた一発目の場所だった。

テープを送り書類審査の後、昼間に行われるオーディションを受ける。この昼間のオーディションが決まっただけでもやはり興奮した。こっからいくぞーと。意気勇んでオーディションを受けるも、結果は落ちて残念賞。これには「なんでだ、わかってないなぁ」って気持ちと「うむ、やはり登竜門、なかなか厳しいのぅ」な気持ちであったが、また2度目も受けることにして2度目にして合格。夜の部の対バンの中に組み込んでもらえるようになった。

シェルターは地下にあり、階段を下りて扉がある、その扉を開けて中に入り、また扉があって数歩の階段を降りる。この扉を開けた時の匂いと景色と階段の感触、今もその時の気持ちを時々思い出させてくれる。今回も一瞬、その頃の感覚に会わせてくれた。

夜の部でやっていくと、どんどんお客さんが来てくれるようになった。回数を重ねていくと対バンのバンドも濃厚になり、刺激をもらったり、負けないぞって思ったり、はたまたデビューが決まってたり、デビューしてるバンドとの対バンだとライブが終わったあとに楽屋や階段のとこでライブを終えたバンドマンを囲んでレコード会社や事務所の人たちがにこやかに何やら話してる。正直な話、そういった光景を見るたびに片付けをしながら羨ましくおもったし、「今にみてろよー」な気持ちにもしてくれた。シェルターの匂いはそんなことも思い出させてくれる。

そんな対バンをやらせてもらってた時、店長からワンマンライブをやってみないかと言ってもらいワンマンライブを遂行した。一度ワンマンをやると2度目も誘ってくれた。その2度目のワンマンライブの時に店長が同じ系列店であるロフトの社長を誘ってくれており、ライブが終わって後日、話をすることになり、何度か話し合ってロフトの事務所ピンクムーンでお世話になり、その後レコード会社も決まってデビューが決まった。


たどっていくと、デビューへのきっかけはあのワンマンライブで、シェルターで、その時の店長にはきっかけをくれたことに感謝してる。感謝してるがその後、何年か経ち、その店長に一回目のオーディションでは何がダメだったのか飲みの席で軽く聞いてみたところ「いや〜みてなかったんだよねー」とのことで、我々のライブを見もしないで落としていた事実を知り「なんだってー」 となったが、それも何年後かのことだったのでドリフのようにズッコケて笑い話となった。

と、そんなきっかけをもらったシェルターを一歩目として、あと全国14カ所、これまたインザスープ所縁の地、何度も行った地、お世話になった地へ。メンバーがいく先々で揃ってはいけないけど、全カ所にて15年の「お礼」と「ここにいますよ」「まだいきまっせ」を込めていきます。

なんでもない4人が、この世にはなかった曲達を生み出して、あのシェルターから広がってった。 そんな曲達を通じて繋がった人達がいる。はじめましての人もいるだろうし、懐かしいなっておもう人もいるかもしれない、思い出してくれる人もいるだろうし、これから繋がってくれる人がいるかもしれない。自分たちが何者か知らなくても鳴らした音、歌を感じて、その人にしかない景色や匂い、感情が広がってくれたら嬉しい。旅すれば心すっぽんぽん、また今を転がっていくのも楽しみ。

音楽をやっていて勝ち負けもないけど、まだまだやれてないこともある、行きたい場所もある。勝ったこともないけど、尻もちついたわけじゃなし、負けきったわけでもない。 なんにもなくて当たり前、あたってぶつかれ、やれるうちにやる。 何が起こるか楽しみだ。まだまだいきます。 あと14カ所、どこかで遊びにきてもらえたらと!全国15カ所漫遊記、どうぞよろしく!  


今年も宣伝担当にお礼と報告、そしてお願いをたくさん。

いいちこだかJRだかのポスター。どちらか忘れたけど、
この類いのポスタ-にはたち止まること多し。
人がたくさん行き交う駅の中でどこかにつれていってくれる。これも素敵っした。

ユウチュウブにて「青空」と「ヘブン」の動画アップの際書く。
写真に撮って送り編集されて翌日にはアップされていて、すごい時代っす。



照明さんも念入りにチェックしてくれ一緒に作る。

そう この階段を降りてくと扉があって

で、打ち上げにて こちらも長い付き合い 劇団ペテカンの主宰、ハマと。
事務所スタッフだったうえちゃんとパシャリ。ペテカンも今年結成20周年とな。

打ち上げでは体力もたず
会場の笑い声ききながら
楽屋で寝てしまい。

アンコ-ル終わりで いきなり はっぴばすで-流れ
客席から大量のクラッカー パーン!で
完全にサブライズにかかりまして 鳩が豆鉄砲でありました。
2日くらい経って エグザイルくらい売れたあかつきには
客席の床に落とし穴作るかと仕返しがよぎった。いやはやどうもありがとう。

かわいらし チョコレートもいただきまして

ギターケ-スに紙飛行機びっしり。

これもいただきまして
ぜひ漫遊記のお供に

これ延岡駅のそば屋も載っていて嬉し

最近ガラケ-ツイッタ-で写真おくれなくなったり 開けないデ-タがあったりと
追い詰められ感があり もはや限界か というときに
携帯ショップにて すすめられたミニアイパット。
今までの料金システムを変えれば
それほど今までの料金と変わらずに持てるとのことで勢いで購入。
が使いなれていないのでストレス&結局ポケットに入らないから
持ち歩かないやん!とはやくも後悔。
が、将棋ができるとのことでちょっと仲良しに。

で、どうでもいいけどあたしゃ
コ-ラはペットボトルより缶の方が好き、短いのがあったらより。
ペットボトルはなんかキリっと口に入ってこないイメージあるっす。
モシャモシャ-というかなんというか

今までブ-ツかかとすり減り 漫遊記に向けブ-ツを買うも
まだ新しい過ぎて 皮と擦れて足首にカサブタできる。
漫遊記で馴染んできますように。

516 はじめの一歩セットリスト
たくさんのお祝いをありがとう 東京。
またジュテ-ムで!
いっちきます。


♦独占企画 諭介がお答え致します

■「充実した春ですね~ 故郷に帰ると、そこで育ったころに心が戻りますよね~ 私も今住んでいる街よりずーっと田舎のはずの故郷に帰り、自転車のまま落ちた川や山とかよく走った道に行くと、大きな広い世界にポツンといる子供のような感覚に戻ったりします。 不安やワクワクや色んな感情が甦り、 またがんばろう!!ってあの頃の決意みたいなものがまた湧き出てきたりします。 中尾クンの日記読んでたら、海に囲まれた故郷で魚釣りしたくなっちゃいました~ 今年は念願叶ってインザースープのライブを沢山観れる機会がありそうで、 しばらく帰省は出来ないけど、またガンバれそうです!! いつもありがとう~♪」 (fromまあ 2015年5月13日 10:11)
→感覚もどるよね、友達が勢いよく自転車で田んぼに突っ込んでいったのおもいだして笑えてきたわ、どうもありがと。ライブであいましょ!

■「ためしに、ためしにって、叔父さん意地悪はやめてください~。女の子は痩せたいけど食べたいんです。食べるけど痩せたいんです。そういうもんなんです(笑)でも、お年頃の姪っ子ちゃんとの微笑ましいやりとり、エイとの遭遇、お友達、いろんな力をもらって充電できたよい春休みで、前にも書いたけど、故郷のない私にはそういう感覚1つ1つが羨ましく思います。延岡の春休みの写真載せてくれて嬉しかったです。忙しかった4月、諭介さんは、面白い経験をさせてもらってるって書いてたけど、「ONE NIGHT STAND」や早朝ライブ、私もきっと諭介さんが歌ってなかったら見てなかったと思う、いろんな景色を見せてもらってますよね。栄養になっていると思います。インザスープ15周年のその1がもうすぐです。楽しみます!エイエイオー!」 (from A.T 2015年5月14日 17:05)
→ ふむふむ、女子はそういうものなのね、でも最近私も食欲すごいわ、太るぞエイエイオー。

■「「川の水面」読みました。私の場合は3月31日、自転車で通勤途中、中山道で子猫が歩道から飛出し、車に轢かれるところに遭遇していました。抱き上げると、頭が轢かれていて、目や脳みそが飛び出していました。インザスープの「夕立」が頭を流れました。 見渡すとお姉さんが歩道で呼んでいるのでそちらに行くと、お姉さんの足元にはその親猫がすでに轢かれて死んでいました。「この子見てたら、子猫が飛び出しちゃって」と。もう手遅れなので、親猫に子猫を添わせてみました。2匹とも安らかな顔をしていました。 私はその後、色々奇跡的なことが起こりました。諭介さんはエイとの遭遇の後、いかがですか? シェルターでの15周年ライブ、行けました!またライブに行ける体調になっただけでも嬉しいのに、ライブ見たら、ますます体調が良くなりました。心身が楽になったといいますか。 諭介さんに季節はずれのプレゼントもできて良かったかな。」 (from みぃ 2015年5月19日 19:01)
→すごいな、すごい体験というか、よく抱き抱えてあげたね、昔福岡でヒッチハイクしていてリヤカー引いてるおいさんと話したとき、「道で犬や猫が轢かれて死んでたらみんな目をそらすけどまじまじと見て抱き抱えてやんなくちゃだめだ、俺は子どもにそう言ってる、命を教えてる」と熱く熱弁されたのをおもいだしたわ。親子猫、最後に寄り添えてよかったね、なんな熱くなったわ。奇跡的なことは親子猫からのプレゼントだろうね。ちなみにエイからはなんにもなかったよ。パシャンてされただけやったわ。ライブ来てくれてありがとう。

■「ご多忙の中の帰省、短くとも充電できたなら良かったですね。 私もこの春はバタバタと・・・忙しかったわけじゃないけど、あっという間に過ぎていき桜を眺める余裕もないまま気付けばもうすぐ六月。歳を重ねるごとに一年が早いって本当だなーって感じます。 インザスープワンマン行きました。色んな形態での諭介さんをみてるけど、インザスープは私にとっても原点。原点に戻ると気付かされること、新たに思うことありますね。 残りの歌旅も楽しんできてくださいね。そして最終地点の東京でスタートとはまた一味違うインザスープを楽しみにしています」 (from 夕陽 2015年5月23日 10:31)
→んだ、まわってくるぜよ、一回りといわず何まわりか大きくなって帰ってきやす。まだまだいきまっせ!きてくれてありがとね。またどこかで!