2012年7月27日金曜日

Vol.150「2012年夏! 最近の出来事」の巻




梅雨明け宣言したとおもったら雨が降り気温がさがり、すんごい気温差、でもヒンヤリして気持ちよか、そんな昨日今日の7月22日、いかがおすごしか。

最近、そろそろ歯医者にでも行っておくかと予約をして歯医者に行った。そういえば前回、予約した歯医者と違う歯医者に行ってしまい、予約した歯医者が前に住んでた街にあったため、また予約をとり直して通う力は失せ、歯医者に行かずじまいであったので、今回はちゃんとチェックをして行った。歯医者は本当に怖い、苦手だ。小学校で初めて行って以来かなりの恐怖症となっている。まず自分では見えないってのと、いつ痛みがおそってくるかわからないし、なによりあの神経にさわる感じがきょわい。飛行機もそうだが自分でどういう具合になっているのかわからないものに身を委ねなければならない状況が不安でとても怖い。それでも今は丁寧に説明をしてくれたり、昔に比べれば医療も発達していてだいぶ痛みもなくなって、安心してもよさそうなものだが、もうあのイスに座ってから終わるまでずっと硬直しっぱなしだ。痛かったら左手あげてくださいねといわれても、いざその時がくると体ごとビクビクっと釣りあげられた魚のようになり怖いし恥ずかしいしでかなり労力を使ってしまう。
後からおもえばそれほどの痛みでもないのに大袈裟に反応してしまい、先生もめんどくさいやつが来たなぁとおもってるやろなぁと自分でも嫌になる。オーマイガットだ。んが、よくなるための痛みであるし、楽器のメンテナンスみたいなものなので行くしかねっぺ、そんな最近です。

いや最近、それだけでなく、ニックバッカーズでレコーディングをし、ライブ会場にて発売した。
ある日、レコーディング機材を購入したドラム大輔が「これからは自分たちで録音して出していく時代っしょ!」となり、おう! じゃやれるとこまでやってみるかととりかかった。自分たちで録るってのは何が今までと違うかというと、音を録るときには音を録るプロがいて、マイクを立ててくれたり、音がかぶさらないように工夫をしてくれたりボタンを押してくれたりって、書いててなんかそのプロの方々に申し訳ない稚拙な表現になってしまっているが、そのようなことを自分たちでやったということです。例えば釣り具やさんで買った高価な竿で魚を釣るというよりも、河原に生えてる竹を切って竿にして、買ったエサじゃなくて、河原をほじくってその場にいる虫を捕まえてエサにして魚を捕るって、これもなかなか余計にややこしくなったでしょうか。簡単に言えば昔でいうデモ音源てとこでしょうか。

ドラムやアンプにマイクを立ててく大輔について、ベースのKがコードなどをつなげてアシスタントな立ち位置になった時に、即興で繰り広げられる師弟コントがかなりおもしろかった。これもうまく伝えられないのが残念であります。
そんなこんなで、笑いながら、また録った音が全部消えてしまったりと紆余曲折ありながらも、パッケージも完全手作りで無事会場にてリリースすることができ、おかげさまで完売となりました。増版する予定でありますので手に届いてない方は男5人で生け捕りした音、ぜひ聞いてみてもらいたしです。
今回は夏号として、秋、冬、と季節毎に出していく予定なのでたのしみにしてもらえたら嬉しいです。
録り方もどんどん自分たちのものになっていくはずなのでそういった方面からも聞いてみるとおもしろいかもです。乞うご期待っ。

んでもう一つ。最近、炎天下歩いていてふと、夏になるとテレビでよくみかける100キロマラソン。ランナーがゴールして感動をよんでいるが、確かに自分もその昔、中華屋にて間寛平さんが走ってるのをテレビで見ていて感動した。感動している横でサーファー軍団があまりに大きな声で醒めたことを言っていたので少し頭にきて、知らぬ人達ではあったが「頑張ってる人が確かにそこにいて、感動している人間がここにいるんだからそれでいいじゃないか」というようなことを言ったことがあるが、実際に走ってみたらどんな気持ちなんだろうかとおもい、やってみたくなった。中継があるわけでもないのに、誰も本当に走ってるかなんて証拠がないのに勝手に本当に走ってゴールしたらおもしろいんじゃないかと考えてたら炎天下のせいかワクワクがとまらなくなり、ベースのKに電話でその旨を伝えたところ、おもろいね!っとなり俺も走るぜ!となった。こういう時に一緒にわくわくできるのがなんだか笑える。Kとは出会った時からなにかそういう思いついたことを、人があんまりやらないくだらないようなことを本当にやってしまうおもしろさを何度も共有してきたので、なんだか久々の感覚でもありおもろかった。

んで実際に先日Kが千葉は稲毛より東京は代々木公園まで10時間かけて走ってきた。後はブログに書いた通りだが、出発する時と途中経過をメールでおくってもらってたので、東京に突入したとメールをみたときは中継がない分勝手な想像も働いてやっぱりちっと感動した。
ほんで明日、予定では自分が千葉まで走っていく予定だがまだ明日になってみないとわからない。電車でいくかもしれないしどうなるかわからない。ヒッチハイクをしたときも、アメリカにいったときも、こないだ横浜まで歩いたときも、ぼんやりと行くのは決めてるが、いかないかもしれないってのも一緒にあって、自分の中の何もないとこで遊ばせておいて外からも眺めてみる。そんときが来て行かないよりかいったほうがおもろそうやなぁとなったら行く。んで実際に一歩ふみだしてから、「うゎ自分はホントにいくんだなぁ」と、すすむごとに実感してくる感じが好きなのかもしれない。
いくいかない、どちらにしてもそんなどうでもいいこと、何にもならない何のためでもないようなこと、後でいろんなものがついてくるかもしれなけどそんなことより、音楽だってライブだって練習や準備はするものの、おもろいとおもうことはなるべく空っぽのまんま、やっていたいなぁとおもう2012年夏であります。夏! ライブ三昧の8月! どこかのライブで会えたら!や。
ほんならまた8月後半またここで。


コマ送り1。

コマ送り2。

コマ送り3。

コマ送り4。

コマ送り5。

コマ送り6。

コマ送り7。

コマ送り8。

コマ送り9。

コマ送り10。

コマ送り11。

マラソンマンK。

ゴ-ルK。

ベロンベロンK。
小学校以来みた靴の先ベロンベロン。過酷さをものがたる。

穴。
買ったばかりの靴下に穴。
 この距離後日路線図みて実感した。
中継とかないぶん、あとからじわじわとくる。


◆独占企画 諭介がお答え致します



■「少年への眼差し、中尾さん優しいですね。小学生と接すると大人になって忘れかけていたものを思い出します。この年頃って学年によっても恥ずかしさも含め色々な感情が全然違うし(もちろん個人によっても)複雑ですよね。話は変わりますが、ジュテーム行きます! 今から楽しみです。5月ごろ、小学校の音楽室から子どもが歌う「グリーングリーン」が聞こえてきました。ジュテームで聴きたいな♪」
(2012年6月30日 4:40 by.みい)
→時々ドキッとさせられたりもするね。自分の中の少年だったり少女だったりって何歳になってもいるんだろね。人とはそういうとこで繋がりあってる気もするわ。ジュテ-ムで!

■「諭介さん、こんにちは。センチメンタル、初メッセージ投稿にドキドキしております(笑)。お誕生日、たくさんの「おめでとう」嬉しいですね♪ わたしももうすぐ誕生日だ♪ 大きな声では言えない年齢になってきたけど、やっぱり、誕生日ってワクワク、ソワソワしちゃうな^^♪ 改めまして、☆39 Birthday☆お祝い申し上げます。40になっても、還暦諭介さんになっても、ずっとずっと応援してます。ずっとずっと大好きです^^ わたしも、先日今年初ガリにして、初なし味食べました(^-^)v」
(2012年7月1日 17:36 by. ゆな)
→ なし味うまいよね、還暦ももうそうとおくない年になってまいりました。あっちゅうまやろうね。 これからもよろしくたのんだ! 自分の年、何歳になっても大きな声でいっちゃおいっちゃお。お祝いありがとう。

■「諭介さん、こんにちは。そして少し時間が経ちましたが、ハッピーバースデー梅ー雨ー☆諭介さんがもうすぐ40歳なんてビックリ!と同時にこんなに長く同じ人を変わらず大好きな自分にもビックリ!! これからもどうぞよろしく。「恥ずかしさ」・・・感謝する気持ちと同じようになくしちゃいけないもののような気がします。特に女の人はそれがなくなったらオバチャンの仲間入りみたいな。こないだも各駅停車の電車の中で突然、着ているTシャツを脱いでさっき買ったと思われるTシャツに着替えるオバチャンに遭遇しました。いくらその車両に私とオバチャンしか乗っていなかったからって・・・。いくつになっても恥ずかしさと感謝の気持ちも忘れないでいたいなーって思いました。そして最後に・・・「諭介さん、愛してるぜこのやろー!」(照)」
(2012年7月8日 11:04 by. 夕陽)
→ 嬉しいこと言ってくれるじゃねぇかこのやろ-!(照)ありがとう。二人の状況でそういうことされると自分が透明人間になったような気になっちゃうわ。あるね。お祝いありがとう。

■ハッピバースデイ梅~雨~♪39歳のスターこんにちは☆歳を重ね、自分が思っていたイメージと随分違うなっていうのは、毎年私も思ってしまうことです。身軽になってるのかどうかわからないけど、自分の中で作り上げたルールみたいなのが年々ゆるくなってる気もします。もっと初めからそうしとけばよかったなんて思うことがあったり、ここまで来たらこの先もきっと変わらない自分のことを想像して恥ずかしく思ったり。でも、一生懸命やることが恥ずかしいと思う年頃は過ぎたと思うので、自分を一生懸命やろうと思います。とくに自分が自分を恥ずかしいと思わないように頑張らなくっちゃな、って思いますね!って、途中から私の誕生日ではないことに気づきながらの決意表明……全然恥ずかしくないですよ(笑)」(2012年7月10日 13:32 by. A.T)
→ なはっ。自分を一生懸命やるってなんかいいね。なんかいい。梅雨がかぶってるね。お祝いありがとう。

■「プラネットKでのニックバッカーズとササキオサムバンドのライブ、堪能してまいりました! インザスープと出会って10年経ちますが、いつも中尾さんの歌声に助けてもらってます。たくさんの希望を与えてくれて、本当にありがとうございます。今日は、私が個人的に好きな泉谷しげるさんの「春夏秋冬」を最後に歌ってくれて、驚き、そして感激しました。「じれったい感じ」も含めて最高でした(笑)。明日の仕事も頑張れそうです。またライブでお会いできる日を楽しみにしています!」
(2012年7月15日 0:02 by. miho)
→ 趣味があいますな。いい歌よね春夏秋冬。ライブきてくれてありがとう。おもろかったね。どこそこでばんばん歌ってるんでまたどっかでライブしましょ。

■「季刊バッカス夏号手にいれました。収録されている「おきざりのブルース」はとても思い入れのある曲です。2年前の春、仲の良かった友達との別れがありました。病室での「またね。」が交わした最後の言葉でした。ライブでこの曲を聴いたとき泣いてしまいました。時間が経っても寂しい気持ちは変わらないもんですね。ライブでまたパワーを感じに行きます。」(2012年7月16日 13:07 by. 柿の種)
→ おう、また来なさいこんちきしょう。変わらないし、どっかで溜まっていってる気もして、時々ぷくっとふくれたもんが破裂しそうになったりもするわ。おきざりのブルース聞いてくれてありがとう。

■「きっと諭介さんは子供と同じ。今を生きてる人。と勝手に思います。だから私も諭介さんの歌が好きなんだろうな~。そんな40歳素敵です♪」
(2012年7月22日 23:29 by. tetote)
→ 一瞬でも人のそんなとこが見えると嬉しくなるわ。笑い顔の中だったり、ちょっとした仕草の中だったり。子供の頃歩いた道を久々歩いたりして自分をいくつかおもいだしたり、ヒリヒリしたりすることもあるわ。ヒリヒリするってやっぱり大人なんだろねって当たり前か、40だもの。


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