2006年11月28日火曜日

Vol.82「流れていけたら2006年11月」の巻

 早過ぎる、一年ももう末になってる。手帳ももう買わなきゃ書くとこないやん。このタイム感、あっと言う間にもほどがある。このまま年を重ねると、このあっと言う間はますますあっと言う間になるんだろうか。
 誰かが言ってたけど、慣れていくんだって。毎日、時がすぎるたび、いろんな事が通り過ぎてくだけになるから、早く感じるんだって。
 なるほど、あるかもなとおもった。非常につまらんなと思うのは、今まで生きてきて得たノウハウをそのまま次も同じ様に使ってる自分に気付いたとき。発見もわくわくもなく、やり過ごしてる時、心に貯まった貯金であぐらをかいてる時、臆病な自分はおもしろくない。最近気付くと時間がないやら、しょうがないやらで言い訳が増えてるなと思う次第だ。大人になるっつうのはそういうことなんすかね? “オェ!”だ。

 また人づたえの話だけど、テレビでやってたのが[無常]って言葉。常に生まれ変わってて、形が無い、常に無いって意味らしい。よく聞いてきた言葉だけど、そのテレビの中の坊さんが言うと、興味が湧く言葉になった。いつかの静かな浜辺で見た月や、スケジュールをこなすだけしかできなかった時にNHKの、深夜に延々ただ流されてた川の映像をみた時に力が抜けて許されてグッときてしまったあの感じは、きっとありゃ無常的なものにふれたからやろうな。なんつって。
 目が覚めて「今日も生きてた! ありがたいこっちゃ! いっちょやったりますか!」と元気よく朝に感謝して、「今日は死ぬのにもってこいの日だ」とインディアンに習って至福の日々を毎日過ごせたらと思いながら、ある程度のノウハウとある程度の貯金でやり過ごしている、2006年末11月の33才の僕だ。

P.S. 師走だもの忙しくて当たり前。走るっぺ。

P.S.2 テレビの中で隠れんぼのコ―ナ―。
ひょんなことからこりずにまたしてもお茶の間出演。12月3日21:00~21:54。「鉄板少女アカネ」に出る予定。 みつけてくださいな。

 消しゴム買った。消しゴムってなんでわくわくすんだろ。 質感といい、みためといい、消せるとことか。
アンマ機の試乗コ―ナ―で延々と悶々とグィ~ンってやってる青年を発見した。人目も
気にせず明らかに用途が違うようだ。 甘酸っぱい感じがした。 宮崎のデパ-トにて。